他作品と比べながらアスラクラインを読み解く自分用メモ

別にパクリとかオマージュ云々で批判するわけではないのであしからず。
っというより、今現在余程酷い盗作等をことをやらかさない限りはネタが被るのは仕方が無いので。
逆に考えるなら、その被っているネタからややこしい設定をの考察をその切り口として考えつつ、思った事などを。ネタバレ全開につき注意。
以下、自分用考察メモ。

アスラクラインの世界の力の代償
・アスラ・マキーナ→副葬処女の魂
・悪魔→非在化
・悪魔(男)→愛している者に関する記憶
・悪魔(女)→契約者の悪魔に対する愛情
要は力の行使に必ずしも大きい代償が必須という点。
アスラ・マキーナの代償は言いえてみれば、ぼくらののヌイグルミを動かす代償に近い(こちらは本人だが)
非在化はTOAの音素減少しきったルーク、契約悪魔の代償はテッカマンブレードのブラスター化。
もっと大きなテーマで言えば、12巻で智春が選択を迫われた操緒を救って世界と滅ぶか世界を守るために操緒を犠牲にするかTOD2のリアラを守って共に世界と一緒に滅ぶか世界を救うためにリアラを殺すかと同じ。
こうして他作品に併せて見てみると、アスラクラインは95~05年にゲームやアニメを見たユーザー向けな作品なことが分かる。
つまり、エヴァ世代における「世界系」を意識した作り。 これに今流行の萌えを合わせればアスラクラインになるんだなぁ…と。
一巡目と二巡目とイグナイター
これ、要はVS騎士ラムネ&40炎におけるループ。
一巡目の智春が死ぬことで一巡目の世界にイグナイターが持ち込まれてアスラ・マキーナが製造され二巡目の世界にアスラ・マキーナが持ち込まれる。 …これはVS騎士ラムネ&40炎だと、3代目ラムネスがアブラームに敗北することで1代目ラムネスが生まれるのと同じ定義。
アスラクラインでは一巡目の世界で「始めて二巡目」が誕生したと律都が言っているけど、これは現時点に存在する平行世界上の話であってこれ以降に二巡目が誕生する可能性もある(塔貴也が三巡目を作ろうとしたのもその一つ)
大本の原因であるゼウスを除去しなければ永遠ループするこの構造はVS騎士ラムネ&40炎と同じと考えれば容易に理解できる。
結末
放映時期的にとらドラ!同様原作とアニメを同時に終わらす気満々なアスラクライン。
その結末の予想として4択。
1 主人公ヒロインの犠牲による一巡目二巡目の世界の継続
2 TOD2のようにオールリセット
3 主人公ヒロイン生存&一巡目二巡目の世界の継続
4 犠牲の果てに世界を守れないで終幕
4はバットエンドなので、作者が病んでなければまず無いとして。
そうすると3択。
1もバットエンドの一種だけど、ラーゼフォンやぼくらのを考えるならある意味あり。 ただし後味が悪すぎる。
ハイスクールパンクというジャンルや今までのラブコメ展開を考えれば2か3。
2の場合は、それまでの物語が無かったことにされるけど、ハッピーエンドではある。
3だとある意味、To LOVEるな終わり方。 ジャンル的には一番やらかしそう。
他に考えうる点として、1か2の際に3の世界の可能性を見せ付ける展開があるかもしれないくらい。 「あったかもしんないけど、"ない"」そんな世界の可能性。
っていう風にアスラクラインを自分が分かり易い様に読み解いてみました。
他作品に照らし合わせて考えてみれば、結末もある程度予想できる気がします。
もっとも、これ以降話がどうなるかというのは予想でしか説明できないので、それはまた原作新刊が発売するかアニメ終了までお預けってことで。
もう一つ個人的予想で、原作とアニメは最後の結末が変わると思う。 っというか、アニメがあれだけ端折りながら進んでいるのでそれは仕方が無いことですが。
そんな感じにオイラは解釈してたんですけど、全然まとまりが無いので機会があったらまた考え直す。

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