交響詩篇エウレカセブン : ポケットが虹でいっぱい
もう一つの恋の物語。
グレンラガンやZ劇場版がIFだとすれば、こちらは忘却の旋律の漫画とアニメの関係に近い感じ。
基本設定を共にする別作品みたいな?
以下感想は続きの方に。
交響詩篇エウレカセブン : ポケットが虹でいっぱい チェックポイントまとめ。
・デレレカ
・イケレントン
・ニルバーシュspec3改
■世界設定
西暦2,054年。TVは10000年以上だったのでかなり時間軸が違う。
コーラリアン=イマージュが地球を書き換える前の世界と見るべきか…
中盤でホランドたちが見たと語るネバーランドはTV版最終回で相合傘が刻まれた月と地球なので、TV版と劇場版は並行世界と考えていいかと。
■レントン
TV版でのアホっぷりとかDQNっぷりとかは皆無な上にイケメン。何この理想のレントン。
エウレカの存在があったからか、TV版と比べて酷い人生を送ってきているけど屈折してないのは奇跡としか。
■エウレカ・ズィータ
デレレカさん。最初っからデレ度MAX余裕でした。
TV版では4期中盤から体が結晶化していったけど、劇場版では日に当たると火傷する代わりに結晶化するという…
■ホランド
TVとは違い、本名はホランドではなく名無し。本物はTV版のグレッグ博士。
他の月光号メンバー同様、通常の3倍以上のスピードで成長するため17歳なのに30歳後半になってしまったDQN。
■タルホ
TV版と違ってホランドに放置されてたりすることなく、ホランドの生きる夢。
子供の頃の姿がサクヤだったりする。
■ドミニク
イケメン。終始イケメン。
後半の彼の登場シーンはマジで感動もの。
■アネモネ
いきなり婆さんだったのはどうしようかと思ったけど、若返ってくれてよかった。
こちらもやはりエウレカ同様最初ッからデレMAX。通称デレモネさん。
ラスト場面で一緒に慣れたのは幸せだったのだろうか?
■ニルヴァーシュ
spec1→spec2→spec3改と超戦闘能力を終始発揮。
spec1は装甲が灰色。spec2はトラパーミングレーザ追加とTV版と微妙に違う。
spec3改はTV版のspec3と比べてファンネル&スピアー持ち。その上マッハ23で飛ぶ鬼畜ぶり。
ラストでレントンと別れてどこへ帰っていったのだろうか?
■デビルフィッシュ
ニルヴァーシュがグレンラガン進化なら、こちらはナデシコのブラックサレナ。
CFSがTV版以上に凶悪化。ついでに負担もブラスター化並みに凶悪化。
ブースター装備形態がかなりカッコいい。しかし、なんでアーキタイプ暴走の影響を受けなかったのかは謎。
■ハップ&ストナー
エウレカレイプ未遂のところをレントンにフルボッコにされ、怒ったニルヴァーシュによって殺されるとか。
なんというか、もうちょいまともな役にはならなかったのだろうか?
■神話
神話に出てくる絵がまんまTV版エウレカの最後の姿。
「戦わずに浄化させた」っていうのはTV版26話のセブンスウェル発動の結果。
なんていうか、この神話自体がTV版エウレカセブンの物語らしい。
■戦闘シーン
TV48話のニルヴァーシュVSジ・エンドに負けず劣らずの超々ハイスピードバトル。
ニルヴァーシュspec3改VSデビルフィッシュブースターは神掛かり過ぎだわさ。
■まとめ
TV版はハッピーエンド
漫画版はバットエンドよりのトゥルーエンド
劇場版はトゥルーエンド
記憶をなくしたエウレカ、去っていくニルヴァーシュ…この2つを前にしてレントンは幸福だといえるのだろうか?
ドミニクと再会できたアネモネは幸せだったのだろうか?
結局のところ、体の問題は解決されず、ネバーランドにも行けず、手に入ったのはホランドとタルホの子供だけの月光号メンバーはどうなるのか?
TV版や漫画版に比べて残すものは多いけど、この中では1番好きな話でした。