「AKIBA'S TRIP」レビュー！

全ルート終わったので、箇条書き程度で色々と。
ゲーム自体はアクワイアなので侍道の現代版といったものなんですが、流石アクワイアだけあって技術がアイディアに追いついてないｗ
でも瑠衣ちゃんがマジ天使だよ！
以下、箇条書きレビュー。
　

　
・ロード画面に広告はいい案だと思う。
　→これを見てファミ通のアプリがあることを知りました。
・駅前はともかくとして、全体的によく秋葉原周辺マップを再現出来てると思う。
・ホーミング性能抜群なエウリアン＆謎の募金団体＆手相の人の無駄な再現度の高さ。
　→特にエウリアンの方々はこのゲームをやって自分たちがどう思われているか見てもらいたい所存。
・裏通りで音声を聞いていると流れてくる「おいしくな～れ、萌え萌え☆きゅん」
・ある程度ミッションをこなすとアキバの住民の主人公への態度が世紀末状態。
　→サブミッションをこなさずに最短距離で攻略してもどっかの勢力に恨まれたりする。
　→これを解消するアキバの慈母が多分最難関ミッションだと思われ。
・最強武器の一つが名画…まさかのエウリアンでワラタ。
・３週目以降の妹交換システムワラタ。早速瑠衣に変更させた貰ったわｗ　
・OPで重要そうなラジ館で主人公と戦っている女子高生、実は途中で出てくるちょいキャラ。しかも名無し
　→つか、OPほどラジ館に近づけない…
・無駄に設定が深いITウィッチ。
　→しかも途中でこの無駄に設定が奥深いITウィッチに関するマニアックなクイズを３連続正解しないといけないとかなんとか。
　→っていうか、ノブ君の語った内容だけでスピンオフアニメ制作できるよねっていうアレ。
・妹の３サイズが上から７１…な残念体型なのに、何故か公式サイトのイラストはむっちり↓
　 　→ていうか、１００万以上小遣いとして渡さなければならない妹ルートとは一体なんだったのか…
・最初に瑠衣ルートをクリアしてはいけない。何故なら周回プレイ前提ならNIROルートが色々シナリオ的に辛くなるから。
　→NIROルートは要約すれば瑠衣達を裏切った挙句にカゲヤシ勢を殲滅するジェノサイダールート。
　　→最初に瑠衣ルートをクリアした人がルートに入ることは心をジェノサイダー化しないと。
・NIROルートがあるのにNIROという組織の秘密が語られるのは、まさかのダブプリルート。
　→しかしシナリオ的に何故この双子のエンディングになるのかはちょい描写不足な気がする。
　→どっちかっていうとシナリオ的にフラグが立っているのは優の方じゃないかという感じが…
　→つか、ダブプリが合法ロリどころか本当にロリババァ…。なんだよ、戦後って単語。
・カゲヤシ瑠衣ルートはメイン瑠衣ルートの影となるルート。
　→エンディング後のメイドを無視し続けると反応が可愛い過ぎてヤバイ。
・メイン瑠衣ルートはこのゲームの総決算。
　→なので最初にこのルートをやるとNIRO辺りで泣く。
　→瑠衣が健気過ぎてヤバイ。
　→瑠衣ちゃんマジ天使！
・最終決戦時にさらに瑠衣の血を得て強化された主人公だけど、エンディング後に人間に戻れたんだろうか謎。
　→エンディング後のヤタベさんからの問いかけ的には人間に戻ってるか戻りかけかのどちらかっぽいが…
　→瑠衣と一緒に生きるって意味なら定期的に瑠衣から血を与えてもらってそうな気もしなくもない。
　　カゲヤシの寿命はリアルロリババァを生み出すレベルだし。
【不満点】
・ロード地獄。このゲーム最大の問題は間違いなくロードの多さと長さ。
　→ロードからのフリーズ、及び強制リセットのバグは泣いた。
　→ロード画面に広告出るのはいいアイディアなんですけど、最大２０秒近くそれで待たされるのは流石にイラッとくる。
・ゲームキャラのモデリングと元絵の乖離さ。
　→なんとか.hack//GU(別会社のゲームだけど)ぐらいまで引き上げられんかったのかと問いたい。
・街のレイアウトが昨年１１月以前のアキバ。
　→まどかネタを仕込んでる余裕があるならこの辺りのアップデートも出来ただろうに。
・2週目以降で女性キャラを主人公に選んだ場合、登場人物の台詞が女性として扱ってくれるものと
男として扱っているものの2パターンになっている。
　→この辺はデバックちゃんとすれば直ったんじゃないだろうか？
うん、やっぱり良くも悪くも『面白いんだけど色々残念』に尽きる。
続編が出ればやりたいと思うけど、その時にはロードの長さとかバグとかを一掃して欲しい。
なんだかんだでアクワイアのアイディアに技術が追いついてないところが一番残念な感じでならない。
リアルにアキバが楽しめて、尚且つアクションゲームとしては難易度低くてお手軽なのでライト層やちょっとやってみようかなって人まで楽しめる。
シナリオも面白いしオイラも全体的に楽しめたので、いい内容だと思うだけに色々と惜しく感じ一本でした。
…そういえばこのゲームのキャラクターデザインのtanuさんって、初キャラデザだったらしい。
tanuさんのキャラデザはすごく好みなので、今後の活動が気になるところ。