ガンダムウォーネグザ@関東支部 第1回mixi・Twitter杯イベントレポート
開催日:2012/04/21(土)
会場:勤労福祉会館
前大会(第0回大会)から半年近い期間がありましたが遂に開催されました「第1回mixi・Twitter杯。
人数は24人(+2人)と結構な大所帯。
賞品もプロモパック1~4、ストレージBOX、ウイングガンダム(EW)や陸戦型ガンダム(シロー・アマダ機)の箔押あり&なし、ネグザウィナーズグラフィックカード(青、茶、白)、オフィシャルバインダー、プラモデル…etcと豪勢な勢い。
デッキの方もファンデッキ的なものからガチデッキまでいろんなタイプのデッキが構築戦で見かけられました。
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第1回「mixi・Twitter杯」に輝いたのは「アストレア」さん!おめでとうございます。
以下構築戦結果です。
1位 アストレア
2位 さちこ
3位 ぶーたん
4位 赤いシカ
5位 マキト
6位 黒虎@くみちょ
7位 ビグザム
8位 ゴウ
9位 ゆう
10位 六界
11位 L5
12位 ぽんたろ
13位 チャン
14位 鈴木
15位 煙
16位 100み
17位 イト
18位 とみたん
19位 ししゃも
20位 こくべん
21位 純(sumi)
22位 しでしと
23位 ドゥガチ
24位 ウッチー
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さあ、みんな、ロラン・セアックのように月に向かって叫ぼう。
「ネグザは面白いゲームだ!みんなー!!早く戻ってこぉーーーい!!」
いやさ、『戻って来い』では何かが違う。やめてしまった人にばかり働きかけてもしかたがない。いまいる我々プレイヤーが楽しくプレイすること、それが新しいプレイヤーを獲得するための確実なる一歩だ。
先日、TCG業界の市場規模が一千億円台の大台へ回復したという報道があった。軒並み好調なのは遊戯王、デュエルマスターズ、そして、2011年発売にも関わらず、一気にシェアを伸ばしたヴァンガード。
それにくらべ、ネグザの市場規模は明らかに小さい。シングルの取り扱いが小さく品揃えも悪いし、サイトで大会の開催店舗を調べてショップへ行ってみたが、時間になっても誰も来なかった……なんてのはよくある話だ。
だが我々は知っている。ネグザは面白い。
カードデザインはデザイナーが、売り方はメーカーが決める。だが、ゲームにとってもっとも大切なこと、すなわち『面白いかどうか』はプレイヤーである私たち自身にしか決められない。
今年の1月、秋葉原ベルサールで開催されたネグザフェスタへ足を運んだ人は思ったはずだ。
「こんなにプレイヤーがいたなんて」と。
ショップに行ってもプレイヤーはいないのに、みんないったいどこに潜んでいたんだ?
しかし現実にプレイヤーは集まった。今回のmixi・Twitter杯にも26名が参加した。面白くなければこんなに参加者がいるはずはないのだ。
イグニッション=点火、アクセル=加速、2つが揃ってようやくガンダムウォーネグザというエンジンが回り始めた。さあ、存分に遊ぼうじゃないか。
■
さて、今回の構築戦は7都市予選方式のスイスドロー5回戦。前半の3回戦は1本勝負で、残り2回戦がサイドボードを使用した2本先取の三本勝負である。
ご存知の通り、ネグザというゲームは一度勝負がもつれると長引きがちで、引き分けも発生しやすいのだが、キッチリと勝ち星をあげて決勝宅にコマを進めたのは、ぶーたん氏と、アストレア氏の2名。
ぶーたん氏の使用するデッキは、先日のネグザツアー仙台大会での優勝を皮切りに、一躍シーンに踊り出た、青黒タッチ緑のゲイン型00デッキだ。
会場には他にも使用者がいたが、仙台優勝のデッキレシピは良い雛形となったようで、グラフィックの枚数調整や、新たにACE(シナンジュ&フロンタル)の投入、〔僚機の援護〕によるゲインの追加など、人それぞれに手が入れられている。
そしてアストレア氏が使うのは、どこか旧ガンダムウォーを思い起こさせるような、赤タッチ紫のカウンター重デッキ。
ユニットは4国力以上が15枚のみで、カウンターもメインから7枚。この手のデッキの常として、怖いのは序盤に展開されて後手を踏むことだが、〔武力介入〕と〔無能な仕官〕でゲームスピードを遅らせて凌ぐ構成になっているあたり、ぬかりがない。
最新のコンセプトと古くから伝わる戦術、勝るのはどちらか。
=1st War=
お互いにマリガンなしでのスタートを宣言し、先攻はぶーたん軍。
両方のデッキ構成上、序盤は予想通りの静かな立ち上がりでGを置きあうのみで、1分もかからずに3ターンめへ到達する。
そしてファーストアクションは3ターンめ先手のぶーたん軍。青黒緑のキッチリ3色をそろえておいて、配備されるのは〔グラハム専用ユニオンフラッグカスタム〕。幸先のよいスタートだ。もちろん攻撃し、ゲインは+2でまずまずといったところ。
3ターンめにしてもたらされた強烈なクロックに対応できなければ、それだけで取り返しの付かない差がついてしまう。
しかしアストレア軍は落ち着いていた。ターンを返されると、初手から持っていた〔武力介入〕をGセット。もちろんロール状態で出して一仕事終えたばかりの〔フラッグ〕に3ダメージを与えてクビにする。00ゲインデッキの対戦では、よく見る光景ではある。
ここでぶーたん軍は、後続を出して敵本国へのプレッシャーを与えていきたいところなのだが、出てくるのはユニットではなく〔シナンジュ&フロンタル〕。そしてGチャージするのみ。
無事にターンが返ったアストレア軍は〔Rジャジャ〕を配備して〔グレミー・トト〕をセット。戦闘配備とゲインの組み合わせが強力な00勢の片翼でももげればゲームスピードは落ちる。
しかしというか、ぶーたん軍の次のアクションは〔シナンジュ&フロンタル〕のGチャージ。これで残ったGが3枚となり、すべてをロールして〔シナンジュ&フロンタル〕の第二テキストを起動。クロックで負けてはいられぬと敵本国へ5点を叩き込む。だが本来であればこんなものではない。
どうにもピリっとしないぶーたん軍をよそに、逆に好調なアストレア軍は〔キュベレイ〕を追加して〔Rジャジャ〕と一緒に攻撃。逆に本国を詰めていく。
一方、やはりGを置くだけでターンを返したぶーたん軍。しかしまさか、手札がグラフィックだらけということでもあるまい、Gを立ててターンを返すということは、すなわち豊富なコマンドによる除去か防御を狙っているに違いない。
アストレア軍は小考ののち〔女帝降臨〕で〔ハマーン・カーン〕を手に入れてから、〔キュベレイ〕は温存して〔Rジャジャ〕だけを戦闘エリアへ送り込む。これにぶーたん軍は〔セブンソード〕X=6を打ち込む……のだが〔比類なき力〕ではじかれてしまう。
しかしこれでアストレア軍の起きているGは1枚。相手がろくに動けないうちにと、ぶーたん軍は三枚目の黒Gを置いて〔ザンネック〕をプレイする。だがそれすらも〔無能な仕官〕で先延ばしにされてしまう。このたった1ターンが非常に大きい。
ぶーたん軍がなすすべなくターンを返すと、アストレア軍は先ほど手にいれた〔ハマーン〕を〔キュベレイ〕へセットし、減った手札を取り戻す。そして容赦なく〔Rジャジャ〕と〔キュベレイ〕で攻撃。
1、2発で沈むほどの本国ではないが、次に〔ザンネック〕を出したとしても、ダメージ源を絶つことはできない。
これでは詰めをかけられたも同然と、ぶーたん軍は場を片付けて、次のゲームへと気持ちを切り替えるほかなかった。
=2nd War=
ぶーたん軍の初手は〔フラッグ〕x2、〔セブンソード〕x2、〔ソレスタルビーイング〕、〔アグリッサ〕。3ターンに〔フラッグ〕を配備できる幸先のよい初手だ。
さっそく1ターンめから〔セブンソード〕〔アグリッサ〕とGにしていくと、アストレア軍は〔赤グラフィック(ZZ)〕、〔グレミー〕とセットして〔女帝降臨〕。〔ハマーン・カーン〕を手に入れて準備を整える。
そして予定通りぶーたん軍は〔フラッグ〕を配備。ゲインでは〔ガンダムエクシア〕がめくれて7点。だが、アストレア軍はまたしても〔武力介入〕で〔フラッグ〕の二仕事めを許さない。
しかして、〔フラッグ〕を焼き落としながらもアストレア軍はどういうわけか苦しげな表情で「きちー」と漏らす。ぶーたん軍4ターンめの行動を〔悲痛な過去〕X=2で縛り、ターンが返ってきてもその表情は曇ったままだ。
その表情の通り、アストレア軍の次の行動は〔シナンジュ&フロンタル〕をセットしてのGチャージのみ。せっかくホットターンを迎えつつあるのに、どうやら手札が好ましくないようだ。
状況につけこみたいぶーたん軍は、2枚目の〔フラッグ〕を場に送り出す。ようやく通算2回目のゲインを宣言するも、めくれたのは〔ヤザン・ゲーブル〕。数少ないハズレを引き当ててしまった。
奇しくも最低限の被害となったアストレア軍は、2枚目の〔武力介入〕をGセット。〔フラッグ〕を焼き落としてクロックの存在を許さない。がら空きのぶーたん軍本国にACEで攻撃を加えることも可能だったが、下手に除去を食らうよりはと何もせずターンを返す。
カウンターを警戒したか、ぶーたん軍もGを置くのみで黙ってターンを返すと、アストレア軍はようやくたどり着いたか1枚目のユニット〔キュベレイ〕を送り出す。だが、前のターンと同じく除去を警戒してかターン終了を宣言。これにあわせて、ぶーたん軍はクイックで〔ガンダムエクシア〕をプレイする。
続けてぶーたん軍はさらに〔アヴァランチエクシア〕をプレイ。アストレア軍はこれに対して考え込む。待っているのは〔リフレクタービット〕か……1~2分の長考ののち、しかしてスルーを選択。
〔エクシア〕が戦闘エリアへと踊りでる。しかし、何もないはずがなかった。
アストレア軍は〔キュベレイ〕で防御すると、〔エクシア〕と〔アヴァランチ〕を対象にして〔世間知らず〕。さらに〔キュベレイ〕のテキストで〔エクシア〕のテキストをゲインもろとも消し去り、〔エクシア〕の一撃を単なるチャンプアタックまで貶める。
さらに2ターンめから手札には降臨していた〔ハマーン・カーン〕を〔キュベレイ〕へセットしつつ〔バウ〕を追加。満を持して〔キュベレイ〕+〔ハマーン〕での反撃が開始される。
これに答えてぶーたん軍は〔ソレスタルビーイング〕。本国の上から5枚は順に〔緑Gr〕〔エクシア〕〔刹那〕〔アヴァランチ〕〔黒Gr〕。
残念ながら女帝を討ち取れるだけの戦力はおらず、チャンプブロックにしかならない。「何もいませんでした」と言って本国をリフレッシュする手もあったが、さすがにそれはせず〔アヴァランチエクシア〕を出してチャンプブロック。
本国は全然減っていないが、場の戦力には差がついてきた。ならばとぶーたん軍は〔アヴァランチエクシア〕に〔ヤザン・ゲーブル〕をセット。そのまま出撃して〔ヤザン〕で〔バウ〕のテキストを消し、高機動9点クロックができあがる。
しかしさっきまでの苦しげな顔はどこへやら、アストレア軍はいたって落ち着いている。
〔バウ〕へ〔グレミー・トト〕をセットして戦闘配備による急襲を予防しつつサイズを上げて、攻撃は〔キュベレイ〕のみ。ゲインを宣言し〔世間知らず〕がめくれて+1。
ぶーたん軍も負けじと〔アヴァランチエクシア〕で攻撃するが、〔バウ〕のナッターチップと〔キュベレイ〕のサイコミュを絡めて撃破されてしまう。
アストレア軍〔キュベレイ〕+〔ハマーン〕、〔バウ〕+〔グレミー〕、〔シナンジュ&フロンタル〕と勢ぞろいの盤面。ぶーたん軍は直前に引いていた〔エクシア〕で〔バウ〕と相討ちに持ち込むも、反撃もそこまで。
アストレア 軍の勝利!
第一回mixi&Twitter杯 優勝おめでとう!!
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以上、mixiページ「ガンダムウォーネグザ@関東支部」から転載
会場:勤労福祉会館
前大会(第0回大会)から半年近い期間がありましたが遂に開催されました「第1回mixi・Twitter杯。
人数は24人(+2人)と結構な大所帯。
賞品もプロモパック1~4、ストレージBOX、ウイングガンダム(EW)や陸戦型ガンダム(シロー・アマダ機)の箔押あり&なし、ネグザウィナーズグラフィックカード(青、茶、白)、オフィシャルバインダー、プラモデル…etcと豪勢な勢い。
デッキの方もファンデッキ的なものからガチデッキまでいろんなタイプのデッキが構築戦で見かけられました。
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第1回「mixi・Twitter杯」に輝いたのは「アストレア」さん!おめでとうございます。
以下構築戦結果です。
1位 アストレア
2位 さちこ
3位 ぶーたん
4位 赤いシカ
5位 マキト
6位 黒虎@くみちょ
7位 ビグザム
8位 ゴウ
9位 ゆう
10位 六界
11位 L5
12位 ぽんたろ
13位 チャン
14位 鈴木
15位 煙
16位 100み
17位 イト
18位 とみたん
19位 ししゃも
20位 こくべん
21位 純(sumi)
22位 しでしと
23位 ドゥガチ
24位 ウッチー
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さあ、みんな、ロラン・セアックのように月に向かって叫ぼう。
「ネグザは面白いゲームだ!みんなー!!早く戻ってこぉーーーい!!」
いやさ、『戻って来い』では何かが違う。やめてしまった人にばかり働きかけてもしかたがない。いまいる我々プレイヤーが楽しくプレイすること、それが新しいプレイヤーを獲得するための確実なる一歩だ。
先日、TCG業界の市場規模が一千億円台の大台へ回復したという報道があった。軒並み好調なのは遊戯王、デュエルマスターズ、そして、2011年発売にも関わらず、一気にシェアを伸ばしたヴァンガード。
それにくらべ、ネグザの市場規模は明らかに小さい。シングルの取り扱いが小さく品揃えも悪いし、サイトで大会の開催店舗を調べてショップへ行ってみたが、時間になっても誰も来なかった……なんてのはよくある話だ。
だが我々は知っている。ネグザは面白い。
カードデザインはデザイナーが、売り方はメーカーが決める。だが、ゲームにとってもっとも大切なこと、すなわち『面白いかどうか』はプレイヤーである私たち自身にしか決められない。
今年の1月、秋葉原ベルサールで開催されたネグザフェスタへ足を運んだ人は思ったはずだ。
「こんなにプレイヤーがいたなんて」と。
ショップに行ってもプレイヤーはいないのに、みんないったいどこに潜んでいたんだ?
しかし現実にプレイヤーは集まった。今回のmixi・Twitter杯にも26名が参加した。面白くなければこんなに参加者がいるはずはないのだ。
イグニッション=点火、アクセル=加速、2つが揃ってようやくガンダムウォーネグザというエンジンが回り始めた。さあ、存分に遊ぼうじゃないか。
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さて、今回の構築戦は7都市予選方式のスイスドロー5回戦。前半の3回戦は1本勝負で、残り2回戦がサイドボードを使用した2本先取の三本勝負である。
ご存知の通り、ネグザというゲームは一度勝負がもつれると長引きがちで、引き分けも発生しやすいのだが、キッチリと勝ち星をあげて決勝宅にコマを進めたのは、ぶーたん氏と、アストレア氏の2名。
ぶーたん氏の使用するデッキは、先日のネグザツアー仙台大会での優勝を皮切りに、一躍シーンに踊り出た、青黒タッチ緑のゲイン型00デッキだ。
会場には他にも使用者がいたが、仙台優勝のデッキレシピは良い雛形となったようで、グラフィックの枚数調整や、新たにACE(シナンジュ&フロンタル)の投入、〔僚機の援護〕によるゲインの追加など、人それぞれに手が入れられている。
そしてアストレア氏が使うのは、どこか旧ガンダムウォーを思い起こさせるような、赤タッチ紫のカウンター重デッキ。
ユニットは4国力以上が15枚のみで、カウンターもメインから7枚。この手のデッキの常として、怖いのは序盤に展開されて後手を踏むことだが、〔武力介入〕と〔無能な仕官〕でゲームスピードを遅らせて凌ぐ構成になっているあたり、ぬかりがない。
最新のコンセプトと古くから伝わる戦術、勝るのはどちらか。
=1st War=
お互いにマリガンなしでのスタートを宣言し、先攻はぶーたん軍。
両方のデッキ構成上、序盤は予想通りの静かな立ち上がりでGを置きあうのみで、1分もかからずに3ターンめへ到達する。
そしてファーストアクションは3ターンめ先手のぶーたん軍。青黒緑のキッチリ3色をそろえておいて、配備されるのは〔グラハム専用ユニオンフラッグカスタム〕。幸先のよいスタートだ。もちろん攻撃し、ゲインは+2でまずまずといったところ。
3ターンめにしてもたらされた強烈なクロックに対応できなければ、それだけで取り返しの付かない差がついてしまう。
しかしアストレア軍は落ち着いていた。ターンを返されると、初手から持っていた〔武力介入〕をGセット。もちろんロール状態で出して一仕事終えたばかりの〔フラッグ〕に3ダメージを与えてクビにする。00ゲインデッキの対戦では、よく見る光景ではある。
ここでぶーたん軍は、後続を出して敵本国へのプレッシャーを与えていきたいところなのだが、出てくるのはユニットではなく〔シナンジュ&フロンタル〕。そしてGチャージするのみ。
無事にターンが返ったアストレア軍は〔Rジャジャ〕を配備して〔グレミー・トト〕をセット。戦闘配備とゲインの組み合わせが強力な00勢の片翼でももげればゲームスピードは落ちる。
しかしというか、ぶーたん軍の次のアクションは〔シナンジュ&フロンタル〕のGチャージ。これで残ったGが3枚となり、すべてをロールして〔シナンジュ&フロンタル〕の第二テキストを起動。クロックで負けてはいられぬと敵本国へ5点を叩き込む。だが本来であればこんなものではない。
どうにもピリっとしないぶーたん軍をよそに、逆に好調なアストレア軍は〔キュベレイ〕を追加して〔Rジャジャ〕と一緒に攻撃。逆に本国を詰めていく。
一方、やはりGを置くだけでターンを返したぶーたん軍。しかしまさか、手札がグラフィックだらけということでもあるまい、Gを立ててターンを返すということは、すなわち豊富なコマンドによる除去か防御を狙っているに違いない。
アストレア軍は小考ののち〔女帝降臨〕で〔ハマーン・カーン〕を手に入れてから、〔キュベレイ〕は温存して〔Rジャジャ〕だけを戦闘エリアへ送り込む。これにぶーたん軍は〔セブンソード〕X=6を打ち込む……のだが〔比類なき力〕ではじかれてしまう。
しかしこれでアストレア軍の起きているGは1枚。相手がろくに動けないうちにと、ぶーたん軍は三枚目の黒Gを置いて〔ザンネック〕をプレイする。だがそれすらも〔無能な仕官〕で先延ばしにされてしまう。このたった1ターンが非常に大きい。
ぶーたん軍がなすすべなくターンを返すと、アストレア軍は先ほど手にいれた〔ハマーン〕を〔キュベレイ〕へセットし、減った手札を取り戻す。そして容赦なく〔Rジャジャ〕と〔キュベレイ〕で攻撃。
1、2発で沈むほどの本国ではないが、次に〔ザンネック〕を出したとしても、ダメージ源を絶つことはできない。
これでは詰めをかけられたも同然と、ぶーたん軍は場を片付けて、次のゲームへと気持ちを切り替えるほかなかった。
=2nd War=
ぶーたん軍の初手は〔フラッグ〕x2、〔セブンソード〕x2、〔ソレスタルビーイング〕、〔アグリッサ〕。3ターンに〔フラッグ〕を配備できる幸先のよい初手だ。
さっそく1ターンめから〔セブンソード〕〔アグリッサ〕とGにしていくと、アストレア軍は〔赤グラフィック(ZZ)〕、〔グレミー〕とセットして〔女帝降臨〕。〔ハマーン・カーン〕を手に入れて準備を整える。
そして予定通りぶーたん軍は〔フラッグ〕を配備。ゲインでは〔ガンダムエクシア〕がめくれて7点。だが、アストレア軍はまたしても〔武力介入〕で〔フラッグ〕の二仕事めを許さない。
しかして、〔フラッグ〕を焼き落としながらもアストレア軍はどういうわけか苦しげな表情で「きちー」と漏らす。ぶーたん軍4ターンめの行動を〔悲痛な過去〕X=2で縛り、ターンが返ってきてもその表情は曇ったままだ。
その表情の通り、アストレア軍の次の行動は〔シナンジュ&フロンタル〕をセットしてのGチャージのみ。せっかくホットターンを迎えつつあるのに、どうやら手札が好ましくないようだ。
状況につけこみたいぶーたん軍は、2枚目の〔フラッグ〕を場に送り出す。ようやく通算2回目のゲインを宣言するも、めくれたのは〔ヤザン・ゲーブル〕。数少ないハズレを引き当ててしまった。
奇しくも最低限の被害となったアストレア軍は、2枚目の〔武力介入〕をGセット。〔フラッグ〕を焼き落としてクロックの存在を許さない。がら空きのぶーたん軍本国にACEで攻撃を加えることも可能だったが、下手に除去を食らうよりはと何もせずターンを返す。
カウンターを警戒したか、ぶーたん軍もGを置くのみで黙ってターンを返すと、アストレア軍はようやくたどり着いたか1枚目のユニット〔キュベレイ〕を送り出す。だが、前のターンと同じく除去を警戒してかターン終了を宣言。これにあわせて、ぶーたん軍はクイックで〔ガンダムエクシア〕をプレイする。
続けてぶーたん軍はさらに〔アヴァランチエクシア〕をプレイ。アストレア軍はこれに対して考え込む。待っているのは〔リフレクタービット〕か……1~2分の長考ののち、しかしてスルーを選択。
〔エクシア〕が戦闘エリアへと踊りでる。しかし、何もないはずがなかった。
アストレア軍は〔キュベレイ〕で防御すると、〔エクシア〕と〔アヴァランチ〕を対象にして〔世間知らず〕。さらに〔キュベレイ〕のテキストで〔エクシア〕のテキストをゲインもろとも消し去り、〔エクシア〕の一撃を単なるチャンプアタックまで貶める。
さらに2ターンめから手札には降臨していた〔ハマーン・カーン〕を〔キュベレイ〕へセットしつつ〔バウ〕を追加。満を持して〔キュベレイ〕+〔ハマーン〕での反撃が開始される。
これに答えてぶーたん軍は〔ソレスタルビーイング〕。本国の上から5枚は順に〔緑Gr〕〔エクシア〕〔刹那〕〔アヴァランチ〕〔黒Gr〕。
残念ながら女帝を討ち取れるだけの戦力はおらず、チャンプブロックにしかならない。「何もいませんでした」と言って本国をリフレッシュする手もあったが、さすがにそれはせず〔アヴァランチエクシア〕を出してチャンプブロック。
本国は全然減っていないが、場の戦力には差がついてきた。ならばとぶーたん軍は〔アヴァランチエクシア〕に〔ヤザン・ゲーブル〕をセット。そのまま出撃して〔ヤザン〕で〔バウ〕のテキストを消し、高機動9点クロックができあがる。
しかしさっきまでの苦しげな顔はどこへやら、アストレア軍はいたって落ち着いている。
〔バウ〕へ〔グレミー・トト〕をセットして戦闘配備による急襲を予防しつつサイズを上げて、攻撃は〔キュベレイ〕のみ。ゲインを宣言し〔世間知らず〕がめくれて+1。
ぶーたん軍も負けじと〔アヴァランチエクシア〕で攻撃するが、〔バウ〕のナッターチップと〔キュベレイ〕のサイコミュを絡めて撃破されてしまう。
アストレア軍〔キュベレイ〕+〔ハマーン〕、〔バウ〕+〔グレミー〕、〔シナンジュ&フロンタル〕と勢ぞろいの盤面。ぶーたん軍は直前に引いていた〔エクシア〕で〔バウ〕と相討ちに持ち込むも、反撃もそこまで。
アストレア 軍の勝利!
第一回mixi&Twitter杯 優勝おめでとう!!
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以上、mixiページ「ガンダムウォーネグザ@関東支部」から転載
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