ハルカちゃん可愛い探検ドリランド第１話「ハンターになりたい！」

ドリランド――そこには、ハンターと呼ばれる人たちがいるの。
彼らは仲間と一緒に遺跡を探検するんだけど、そこは危険がいっぱい。
でも、彼らは決してあきらめない。力を合わせ、まだ見ぬ宝を求めて突き進む！（cv：モッピーもとい日笠陽子
とりあえず、毎週ひよっちの台詞から初めてくれるなら、なんとか続けられる……。

★ボニーと剣術訓練中のミコト
「止まるなーっ！　脚を動かせーっ！」
物語開幕から響き渡る悟空さの声。マジで何の違和感もなく悟空。

★ドリランド、というかミコトの国であるエルアの世界観
「ここにはモンスターなんか襲って来やしないだろう？　これだけの自然の要塞に守られているんだから」
あからさまなフラグである。
つかむしろ普通のRPGだと、自然に囲まれてる＝モンスターうようよってイメージなんだけど、ドリランド的には遺跡くらいにしかモンスターいないんだろうか。
にしてもこのオバハン（ボニー）、デコ広いってか長いな……。

★ミコト、脱走
「私、ハンターになって世界中を旅したいの」
「ちょっと探検したら、帰ってくるからね」
垂直な城壁を、煉瓦造りでところどころ掴めるとはいえ何の装備もなしに、というかむしろ鎧と剣を装備した状態で登り切るミコト姫。スパイダーマンかこいつは。

★はじめてのお宝
「きっと宝だぁ！」
あからさまに周囲から浮いているお宝。運営さん、お宝ならもっと上手に隠してくださいよ、袋結構新しそうじゃないですか。
「みんなに忘れられてしまった古いものを見つけて、もう一度命を与えてやるのがハンターなんだ」
遺失物横領も、ものは言い様である。
しかしここのミコト姫、ソウルイーターのクロナと酷似している。完全に一致レベル。
「みつけちゃった！」
※最初にレアアイテムを与えて手懐けるのが、ソーシャルゲーの常套手段です。

★モンスターお目見え
「モ、モンスター……？」
序盤からモンスターでけぇｗｗｗ
だがあの巨体プラス単純な得物の質量的に、どう考えても受けきれないはずの攻撃を受け、吹き飛ばされるだけで済ますミコト姫。
しかも攻撃を受け止めた剣は握ったまま（取り落としたのは落下の衝撃）。
やっぱこの姫、ただ者ではない。

★ウォーレンス参上
「ウォーレンス……？」
まるで00OPのエクシアの如く華麗な武力介入をかます、お目付役のウォーレンス。
足技的に考えてクーガー兄貴の系譜か？
「私の剣が！」
ウォーレンスが来たタイミングで拾えただろｊｋ。夕飯の時にはきっちり宝箱の中にしまってるようなものだし、一応それなりの値打ちはするんだろうに。
そしてそのまま自重で落ちるモンスター。さすがに知能レベルは低いようである。
と、思ったらウォーレンスの捕まってるツタの先端を狙って、かなりの下層から槍を投擲してきっちり当てるという技を平然とやってのける黒騎士モンスター（仮名）。
頭良いんだか悪いんだかよくわからんじゃないか。
落ちた先で、黒騎士モンスターと再戦。
今のところ出自が不明なウォーレンスはともかく、お姫様として育てられてきたミコトも、防御→剣の上に飛び上がる→剣の上を短距離とはいえダッシュ→ジャンプ攻撃と流れるようにやってのける
これ自分で鍛えたんだとしたら、ミコトって案外センスあるんじゃね？
「姫、私が合図を出したら攻撃を。いいですね？　今度は転ばないでください」
姫をおとりにするお目付役。お前の立場的にそれでいいのか？
「てやぁぁぁぁぁっ！」
なんかよくわからないけど青い閃光と共に“明らかに当たってない”斬撃がヒットし、一撃でモンスター撃破。
まだ剣自体の力って線があるけど、それにしたって現時点でミコト強すぎだろ。

★一戦終えて
「なんでそんなに戦えるの？」
ウォーレンスの普段を知らない俺ら(視聴者)からすると、ミコトがなんでこんなに絡んでくるのかわからないよね。
これだけミコトで質問責めにするんだったら、いっそ少し頼りないくらいの姿のウォーレンスを先に見せておかないと。
じゃないとミコトと視聴者で感覚がかなりズレる。
ウォーレンス「こんなことして……執政官に（俺が）どれほど怒られるか」
ウォーレンスの表情的にはこっちのが正しい、と思う。

★ドリランドに迫る異変を感じるボニー
「すでに異変が、起こり始めている……」
この人が言うと、フリーザかセルでも来そうだな。
以上。
第１話はこんなもんでしょう、って無難なイメージ。
だけどインパクト弱すぎて、いまいちハートキャッチされない。
所々作画が荒くてやばいのはおいといて、ぬるぬる動くしアクションの動きも無茶してないから、嫌いではないかなぁ……。
まぁ今後に期待……期待、するのか？
あとすげーどうでもいいんだけど、話的にも王道ファンタジーっぽいノリなんだし、深夜枠潰さずに夕方枠でやりゃよかったのに。
そうすりゃ幼稚園児か小学生低学年くらいにはそれなりにウケたんじゃないかな。
題材の問題かな？