あなたに死の華を

フミカですらっしゃい。




それは今日の昼頃最近見る暇がなく溜まっていたビデオを見ていた時のことです。
ピンポ~ン。・・・・インターホンが鳴りました。
ビデオを一旦止めてインターホンに出てみると新聞の勧誘でした・・・しかも今とっている新聞社の・・。
丁重にもう既にとっていることを説明して帰ってもらう・・。
ビデオ再生し直してから約5分後・・今度は家の電話が鳴り出す・・・。
ビデオを止め出てみると家庭教師の勧誘・・・丁重にお断りして電話を切る・・・。
ビデオを再生し直す・・・約10分後にまたもやインターホンが鳴る・・・ビデオを止め出てみると回覧板が回ってくる・・・。
1度ため息混じりの深呼吸をしてビデオを再生し直す・・・案の定今度は携帯が鳴り出す・・・・見てみると1度電話し始めると最低1時間は一方的に話す友達・・・悪いけど今あなたと1時間フリートークをする気はないのでパス・・・。
ビデオを再生し直す・・・約20分後忌まわしき過去を忘れかけてた頃に家の電話が鳴り出す・・・。
その瞬間私の中で種がはじけました。
「キラ~!!」インターホンをはずす!!家の電話の電話線を抜く!!携帯を無音無振動にする!!外から明かりがついてるのを発見されないようにするためカーテンを閉め居間以外の電気を消す!!
完璧です・・・何処にも盲点なんか無い!!安心してビデオを再生し始める・・・。
約5分後弟が帰ってくる。
別に見られたら困るようなビデオを見ていたわけではないのですが私はTV、ビデオを見るときは静かに一人で気兼ねなく見るのが好きなタイプです。
瞬時に種覚醒し弟の腹部に一撃!!「お前が生きていてくれたことは嬉しい・・・だが事と次第によっては貴様でも許さんぞ!!」お腹を抱えてうずくまっている弟に言い残し、弟の部屋を去りました・・・。
不確定要素のためビデオは明日に延期することにしました・・・。
「タイムアップだイザーク!!」「これ以上はこっちのエネルギーがもちません!!」ふとそんな言葉が脳裏に響きました・・・・。

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