目から切ない汗が…

朝から「跳べ!ガンダム」の音楽と共に「スカーレットニードル」という言葉が頭の中でリフレインして止らないです。
どうやらマジカルな人に聖闘士星矢をフライングして買ったことを自慢したのがいけなかったらしく魔法という名の呪いをかけられたみたいです。
とりあえず、魔法を解くために恋部長さんにメールをしてみる。
そしたら、「魔法を解くにはお姫様のキスが必須」と帰ってきた。
…………
………
……

お姫様って誰よ?
……それは大切なものを失った行き場の無い怒りと、それでも守りたいものを守るための闘争心。
誰かを守るために戦い傷ついて、それでも守れなかった、あの頃。
兵器として人間として相反するモラルの中で生きてきた、あの頃。
誰か、恋を忘れた哀れな管理人に、しびれるような香り一杯の琥珀色した飲み物を教えてくれ…。
うつ状態に陥ったとき、師匠からメールが。font color>
「ときメモオンラインをやっている奴等は相手の女の子の中身が野郎と知っていても萌えや恋愛を捨てないんだ!ひるむことはなにもない!恐れるなさちこ。その先にこそお前の求めるものがある!!」

僕の目には大粒の涙が溢れていた。
僕は…約束したはずなのに…。
一緒に田中ラーメンの激辛ネギラーメンを制覇しようって約束したはずなのに…
泣くだけ泣いた僕は何かが吹っ切れた。そうだ、バーチャルに走った奴等より希望はまだあるんだ
僕には、まだ帰れる場所があるんだ!
僕はようやく登りはじめたばかりだから。
このはてしなく遠い男坂を…

2005年4月8日 さちこ日記『未完』
追記:ときメモオンラインには求めるものは無い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です