Fate/Accel Zero Orderの世界その後について考察
英霊トーサカとは。 以下抜粋。
遠坂凛イロモノシリーズ。英霊エミヤが誕生しなかった世界線で誕生した奇跡の英霊。その正体は、ついに来るとこまできちゃった凛。カプセルさーばんとのマスターの一人。
まったく減らない借金(本人曰く通帳に収まりきらないレベル)に絶望して一緒に飲んでた世界と契約したという、英霊エミヤが聞いたら助走をつけジャンピングノリツッコミしそうな経緯で英霊となった。年利14.7%、破壊した聖杯1個につき3%返済という条件で次元を越えて聖杯の破壊を行っている。記憶もだいぶ摩耗してしまっているが、シロウの事はぼんやりながらも覚えていた。
シロウ編では最終的に自分自身を思い出した結果、開き直って借金を踏み倒した挙句、シロウと一緒に世界を乗っ取って英霊を有料で聖杯戦争に貸し出す英霊派遣会社「トーサカ英霊サービス」を立ち上げるという暴挙に出てしまう。
格好も性格ももうどこからつっこめばいいか分からないレベルになってしまったが、本人はやけくそを乗り越えたのかノリノリ。トッキーは吐血しているだろう。
■Fate/Accel Zero Order劇中に起きたこと
・遠坂家
遠坂家管理の霊脈を根こそぎ破壊
ギルガメッシュまさかの高速退場
アサシンに乗り換えて再起を図るも失敗
大聖杯を解体される
桜が病院送りになり、桜が実はおもちゃにされていた事を知る&それを助けたのは軽蔑していた雁夜
魔術師としての遠坂家の名に大ダメージ
時臣及び葵生存
→ 時臣が生存した場合、凛は「成長に伴って父親の冷酷さを理解し反発し魔術を忌避する」or「父親同様の魔術師になる」
・間桐家
家が文字通り炎上
蟲全滅
間桐臓硯死亡→魔術師としての間桐家消滅確定
養子にしていた桜が雁夜によって救出され、色んなことが表ざたに
大聖杯を解体される
・アインツベルン
本来は後10年かかるはずの聖杯の器が完成&戦略も完璧だった(アインツベルンがもっと優秀だった世界)
大手をかけたところでアイリに裏切られる
大聖杯を解体される
・時計塔
ケイネス生存→エルメロイ2世が誕生しない
エルメロイ2世が誕生しないが、ウェイバー君がデミサーヴァント化した経験で心構えが変わる
・その他
冬木の災害が起きない
冬木の災害が起きないので士郎は衛宮家の養子にならない
衛宮切嗣がマスターにならない→士郎に出会わないので救われない
■Fate/Accel Zero Order後の遠坂家
【魔術師として】
聖杯戦争失敗、聖杯解体はどう考えても魔術協会にバレる。
その内容が伝わる過程で時臣がどうような形で負けたのかが晒されてしまう=遠坂家の魔術師としての名は地に落ちる。
【金銭面について】
時臣の代での遠坂家は一般人相手の土地貸付と魔術式の特許料が主な収入源。
前者は冬木市のセカンドオーナーとして霊脈の要衝として押さえていた土地を貸し付け、行き届いた霊脈管理によって莫大なテナント料を手にしていた。
後者は魔術協会に「魔術を簡略化する魔術式」の特許を登録しており、その特許料(需要は徐々に落ち込んできている)
Fate/Accel Zero Order劇中で遠坂家管理の霊脈はズタズタにされたため、土地貸付による収入は激減する。
また、特許での収入は需要は徐々に落ち込んできている上に、聖杯戦争で遠坂家没落クラスのダメージを遠坂の名に与えられてしまった為、これも壊滅。
そもそも高価な宝石を多数使い捨てるという遠坂の魔術の性質上、金が異常にかかる。
■英霊トーサカが生まれる世界
下記の条件が必須
①遠坂家の借金がヤバい額になる
②英霊エミヤが誕生しない世界
③士郎のことを少し覚えている程度の接触はあった
④最終的に士郎から見捨てられたor士郎と関わってない
■Fate/Accel Zero Orderと英霊トーサカ
上記の英霊トーサカが生まれる世界とFate/Accel Zero Order後の世界を照らしはめると
①成立
遠坂家の資金源壊滅&現状復帰と宝石魔術にかかる金からして借金地獄
②成立
士郎が切嗣が出会わないため、アヴァロンを埋め込まれない→剣属性にならない
③多分成立
中学高校で多少の接触はあるだろうし、プリヤみたいな展開はあるのかもしれない
④多分成立
冬木の災害が起きないと病的な「人助けが生きがい」という人間性にならないので、遠坂の借金に対してアクションを起こす士郎にはならないだろう・・・
そもそも魔術を知らない士郎では遠坂家の家庭事情に踏み込めない
【結論】
上記から考えてこの世界で英霊トーサカが生まれる可能性はかなり高い。
なんですかね、この時臣に追い討ちをかける世界は(;´Д`)