シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 感想

最大のネタバレ:ちゃんと完結した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作Qで予測の斜め上方向に風呂敷広げまくってたのを完結させるにはまじめに6時間ぐらいかかるやろ…って思ってましたが2時間半で見事納めましたね。
※昨年12月ぐらいのうわさでシンエヴァは6時間ってのがあった。



以下、全力のネタバレ

■先行公開冒頭10分40秒のやつ
随分前に見たっきりだったので展開以外忘れてたけど、雑魚敵から何から何までエヴァなのねw
NERV・ユーロ支部の奪還が目的だと思ったけど、2号機の再建と8号機の修理の為のパーツ回収が目的だったのね。

■アヤナミレイ(仮)
Qの時がヤシマ作戦までの綾波なら、シンエヴァはヤシマ作戦~ゼルエル戦までのポカ波に近いよなぁ。

■トウジ、ヒカル、ケンスケのその後
エヴァQから8年以上かけてやっと明かされる生存。
色々悲惨なことがあったんだろうけど、五体満足なうえにヒカルと結婚して子供生まれてるトウジは旧シリーズよりはるかに幸せよな。

■村
恐らく、最初は生き残りを可能な限り連れ歩いていたのをL結界張れる装置できたから比較的安全な自活できそうな場所に村作って非戦闘員を置いて行った感じなんですかね。

■アスカとケンケン
旧シリーズでは考えられないくらいに仲が良い二人。
アスカの裸見ても無反応というか見慣れてる感だしていることと、アスカ最後の回想でも褒めてくれる人形の中身がケンスケがだったことを考えると、この二人何かあったのかもしれない。

■寝れない、水しかいらない
エヴァの呪いって話だったけど、どうにもこうにもアスカのみに当てはまる事情だった模様。

■シンジが立ち直るまでのプロセス
トウジ、ケンスケ、アスカのそれぞれ三様でかつシンジを理解した上でのケアができてるからこその立ち直り。
Qの時はカヲルがニアサードでやらかしてしまったことを解消するっていう目的与えたから動いてたけど、メンタル的には立ち直ってなかった。
大人になったトウジ、ケンスケ、アスカがそれぞれ三者三葉にケアした結果うまくいった感ある。
……まあアスカは半分恨み込めてた分かなり荒療治でしたが。

■生きるために悪いことしたし落とし前もやっている
トウジのこのセリフがシンエヴァのテーマだったとは思わなかった。

■アヤナミは元気か?
綾波シリーズにやたら詳しかった理由は後半ででるけど、これもしかしてシキナミシリーズの初期ロットにもありえた話なのでは?

■首無しエヴァの徘徊が活発
アヤナミレイ(仮)となにか連動してるのかと思ったけど、何の関連もなかったぜ!

■加持リョウジ(子)
まさかのミサトと加持の子供が14歳w
破の第10使徒戦の時は既に妊娠してたのか…

■アヤナミレイ(仮)の最後
寿命を迎えるとばったり倒れて遺体が残るパターンではなく、L.C.L.になってしまうのは結構心にトラウマ残す描写。

■最終作戦ファイナルインパクト阻止
ヴィレの資材とか資金とかの台所事情もあるんだろうけど、大群のインフィニティーの成り損ない相手にヴンダー1隻しかないのは戦力的にもギリギリ感高すぎる。
完全複製機は無理だろうけど、ある程度の性能のものを作れなかったんだろうか?

■水色のスカーフ
加持リョウジ(父)の遺品が大本で、旧NERV職員がニアサード後に反攻するさいの識別だったと。
そりゃあミサトは自身のものは最終決戦以外で持ち出さないわ。

■Qでアスカがシンジに殴りかかった理由
第9使徒戦で使徒殲滅もアスカ救出も拒んだ挙句の責任逃れをしたことが要因でした。まあ、そりゃそうか。
しかし新劇場版でこれなら、旧シリーズも「あいつもうダメかもね」なんて同情してたセリフの裏腹に結構苛立ってたってことになるな。

■ヴンダー2号艦
建造中に作られた1号艦と比べて完成されたヴンダー2号艦は実弾メインの1号艦と違ってレーザーやビームメインで火力すんごい。

■ヴンダー3号艦
2号艦と4号艦と違ってこいつはおとり目的だから艤装が半端なんでしょうね。

■JA-02機体流用ニコイチ型新2号機α
JAってことでジェットアローン2号機のパーツを流用したフルアーマーエヴァ2号機α。

■汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン改8号機γ
途中取り込みすぎて8+2+…いくつだっけ?になった。
まさかこやつが一番最後のエヴァになろうとはな。

■式波アスカ・バルディエル・ラングレー
破の第9使徒戦で使徒化して人外に……左目の眼帯はL結界の小型版でした。
そもそも新劇場版におけるアスカはシキナミシリーズというアヤナミシリーズと並ぶエヴァのための複製体。

…アヤナミシリーズはユイの残された情報を元に複製されたものだけど、とは言えシキナミシリーズがここまで名前も登場してないキョウコ・ツェッペリンのコピーだなんて話をいきなり持ってくるとは思えないのでやはり旧シリーズからの地続きだからエヴァのための魂の器に惣流・アスカ・ラングレーが必要って処理されたっぽいな。

■13号機対策
2号機のATフィールドのせいで13号機に攻撃できないなら自身を使途化→アスカ自身のATフィールドで2号機のATフィールドを抑える。

■狙いはアスカ
旧シリーズ含めた他メディア媒体全部通して初めてゲンドウに必要とされるアスカ。

■エヴァ13号機パイロット:碇ゲンドウ
もうなんでもありやな。

■ヴンダー4号艦
セフィロトツリーの構造からすれば確かに4機存在するはずだわ。

■北上ミドリ
Qの時からこやつがヴィレのアキレス腱だと思ったけど、やっぱりだったわ。

■鈴原サクラ
ヴィレの中でこの子だけシンジへの態度が唯一違ったのは恐らく第4使徒戦において『大怪我したけどエヴァ初号機に乗ってシンジが戦ってくれたから自分が生き延びた』という情報がトウジから与えられていたから憧れに近い初恋でも抱いていた可能性がある。
「エヴァにだけは乗らんといてください」はニアサードの悲劇を起こしたくないのもあるんだけど、エヴァに乗ることでDSSチョーカーなり戦闘なりでシンジが死なないうように必死なんだと思う。
小2の頃の恋を20歳過ぎても引きずってしまったのはニアサードによるヴィレクルーの怨嗟とトウジ達旧友からの情報が衝突した挙げ句14年間いい出会いがなかったから初恋がそのまま処理しきれてなかったんだろうな。

■DSSチョーカー
もうタイミング的に要らん気がしなくもないけど、Q以降でエヴァに乗る場合は装備必須になってるんかね。

■各々の落とし前
シンエヴァは、旧シリーズから新劇場版に至るまで未解決の様々な負債に対しそれぞれのキャラクター達が様々な方法でその清算していく話だと思った。
ミサトは旧劇・破でシンジに押し付けた責任のツケを、ゲンドウは父親としての立場から逃げ続けたツケを、トウジ・ケンスケ・ヒカルはシナリオ上断絶されて友情の結末を、シンジはゲンドウから逃げ続けたツケをファイナルインパクト阻止という形で支払おうと必死になる。
そしてこの最後の最後のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||で旧シリーズで投げてしまった「責任」を取って見せた。これこそが近作品の功績だと思う。

■綾波レイ
破ラストで消えた綾波レイはずっと初号機の中にいました。
ロングヘアーの綾波結構似合っていて可愛い。

■初号機VS13号機
腹に蛍光グリーンがある方が初号機ってのを常に念頭に置かないとどっちがどっちだか分らんわ!

■冬月コウゾウという男
旧シリーズはゲンドウ同様ユイに会うために動いていたこの男は、新劇場版ではあくまでゲンドウのバックアップで収まっていてユイに会うためではなくゲンドウの行きつく先が見たいだけのある種の愉快犯状態。
思えばこの男の落とし前はQでシンジと対面で会話した時点で終わっていて、今作は居るだけ参戦みたいなもんですね。

■父親であることを自覚する碇ゲンドウ
ひとまずゲームや漫画はおいといて。
思えば旧シリーズから新劇場版に至るまで碇ゲンドウという父親が超重要なメインキャラとしてシナリオど真ん中に居座っていて、尚且つ母親キャラは全員本編開始前に死んでいるにも関わらず母性ばかりがピックアップされて父性は皆無だった歪さがありました。
シンジがユイの忘れ形見であること、ゲンドウ自身がシンジの父親であることを認めて初めてゴールに至れた碇ゲンドウという男の人類補完計画。

■ミサトの最後
劇中描かれたミサトの母性は実の息子ではなく、責任を押し付けてしまったシンジへのものが殆どだった。
破ラストの「行きなさいシンジ君!」は実の息子を育てられなくなるくらいには相当トラウマだったんだろう。

■「気持ち悪い」に対するアンチテーゼ的な場面
赤い海辺に寝そべっているプラグスーツ姿のアスカという旧劇ラストの「気持ち悪い」を思い出すシーンは、「好きといってくれてありがとう」という旧劇で聞きたかった言葉が入ったことでシンジとアスカの関係がやっと完結しました。

■エヴァの呪縛
この場面のアスカがやたらムチムチな上にプラグスーツ破れてて何かと思ったら、呪縛が解けて14年分成長したのね。

■さよなら綾波
14年間初号機の中で留守番してきた綾波にももうちょいご褒美があってもいいような気がしなくもない。

■渚カヲル完結
加持リョウジ(父)のセリフからしてヴィレの初代司令はカヲルだったんかな。

■石田彰締め
本当の目的はシンジを幸せにするのではなく、シンジを幸せにすることで自身も幸せになる…という自分が幸せになりたいというオチでした。
恐らく旧シリーズの経験があったから自身の深層にこういう考えができたんだろうけど、旧シリーズもこの考えならちょっと色々見方が変わるな。

■父も母もさようなら
ユイに会いたいのではなく、自分もユイと一緒に行きたかったというゲンドウの深層ここに果たされり。
……冷静に考えると初号機(母)で13号機(父)って何かすげーな。

■真希波・マリ・イラストリアス
最後の最後まで謎を残しまくったマリさんまさかのメインヒロインの座を奪取w
今作中盤まで名前すら知らないシンジ相手に「胸の大きい いい女 」だけでメインヒロインの座を奪取するとは思わんかったぞw

■世界の新たな創生、ネオンジェネシス
新世紀(ネオンジェネシス)
1996年TVシリーズ放映開始以来初めて回収されるタイトル。

■さようなら、全てのエヴァンゲリオン
リセット後の世界はシンジとマリ以外はオールリセットされたエヴァが存在しない世界ってことなんかな。
綾波とカヲルが兄妹みたいな感じに見えたのとアスカがいたのでチルドレン勢ぞろい駅ですね。





((
せやなー       `ヽ
〃´⌒ヽ   ( (( ))ノ. i  結局のところ旧シリーズの時に
l 从ノハ )  (´ <_`*W    登場人物の全員が投げた責任を
ノ_ノ ゚ ヮ)ハ  /  ⌒i     25年近くかけて落とし前を付けた話でした
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_i |
.  \/_  /   ヽ⊃

エヴァ序が6話のラミエル戦まで、エヴァ破が19話のゼルエル戦、エヴァQが24話のカヲル戦までなので旧劇場版相当のシン・エヴァンゲリオンはまさしく「シン」でしたね。

“シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 感想” への5件の返信

  1. アヤナミシリーズやシキナミシリーズは設計時からシンジに好意を持つようプログラム操作されている。 レイはTVシリーズからの設定の地続きなので納得できるけど、アスカのこれは分かるけど分かりたくない。
    • 初号機パイロット以外は「予備が存在する」って設定が序の時からあるのでこれが伏線ですね
    • レイもアスカもクローンでその気持ちは予めプログラムされたものでしたじゃ、マリだけしかヒロイン争奪戦生き残れないですね

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